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    CD-ROM2 ギアの問題(6-8)

    以下、過去に書いた記事の構成を組み立てなおしました。(2013/04/22)

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    経年劣化でミドルギアがボロボロに崩れるCD-ROM2の問題。

    ポーランドから代用品を個人輸入するのは大変って事で
    市販品のM0.5のギアを使って修理してみようと思い
    時間をみつけてはコツコツやっていた訳ですが、、、、

    課題は色々ありますが、まずは試作1号機が出来ました。



    因みにミドルギアを止めるリングを紛失してしまったので
    急遽ミドルギアの先っぽにオリジナルのピニオンギアをはめてあります。
    良い子は真似しちゃいけません。

    後で後述しますがスライドレール側のギア(M0.5-24T)が大きすぎて
    白い金属製のカバーに干渉してしまうのでとりあえず白いカバーは外しています。
    (だから写真も撮れるのですが)

    組みあがったので試しにスナッチャーでも。ちゃんと再生出来てますね。



    思ったよりピックアップの移動音がうるさいです。
    またオリジナルのギア比が4.1に対し今回は3.0ですが
    今の所問題なく動いているようです。しばらくは様子見ですね。



    因みに今回使った材料(ギア)は近所の模型屋で仕入れた
    レインボープロダクツさんのピニオンギアセット(8/10/12)とウォームギアセット。
    材料費としては262円でした。

    レインボープロダクツ: http://www.powers-rainbow.com



    このギアを下の写真のように組み合わせました。



    横から見るとこんな感じ。



    市販品のM0.5のギアを組み合わせて修理してみましたが、
    とりあえず適当に買ってきて現物合わせで行っていったので思った以上に加工が必要でした。

    CD-ROM2に合わせた軸径、厚さのギアを最初から使えばもっと簡単に直ると思います。

    今回の細かい製作過程は改めて記事にします。

    今日はここまで。

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    さて、今回市販のギア(M0.5)を使ったCD-ROM2のミドルギア修理の過程について
    細かく説明していきたいと思います。

    おさらいすると、前の記事で書いたように今回はオリジナルのギアを全部取っ払って
    3つのギアを全てM0.5のギアに置き換えています。

    材料は前の記事で書いたようにレインボープロダクツさんの
    ピニオンギアセットとウォームギアセット。この中で実際に使うのは
    ピニオンギアセットから8Tと12Tのギア、
    そしてウォームギアセットの24Tのダブルギアになります。

    スライドレールのギアは24T。
    ミドルギアは12T。
    ピニオンギアは8T。

    それぞれ市販品のギアを無理やりCD-ROM2に収めるために
    現物合わせしながら結構加工しています。

    ---------------------------

    作業内容については大体以下の4つの工程になります。

    工程1.ピックアップセンサーの固定部品の切り落とし
      ピックアップが中心部に来たことを感知するセンサー(スイッチ)を固定している部品を
      半分切り落とします。これを切り落とさないと24Tのギアが格納出来ませんでした。
      結果として2点止めだったセンサーが1点止めの形になります。

      加工前
    blog_import_4f295c1f5d28b.jpg

      加工後
    blog_import_4f295c20dc335.jpg



    工程2.各ギアの加工

      2-1.スライドレールのギア(24T)
        購入したウォームギアセットに含まれていたダブルギアを平ギアに加工してます。
        ドリルを使ってダブルギアの穴を1.8mm→3.2mm?まで徐々に広げていった際に
        内側のギアが壊れたので結果的に平ギアになりました。
        なおドリルを使って穴を広げていく際にはスライドレールと現物合わせをしながら作業してください。

      2-2.ミドルギア(12T)
        購入したピニオンギアセットに含まれている12Tのギアですが、
        ギアの厚さを5.0mm→3.5mm程度まで薄くしています。
        要はミドルギアを止めているCリングで固定できる厚さであれば良いです。
        私はサンドペーパーで削っていきましたが、ちゃんと固定しないで行ったので
        若干斜めに削れています(爆)

      2-3.ピニオンギア(8T)
        購入したピニオンギアセットに含まれている8Tのギア。
        特に厚さの加工はしていません。

      写真イメージはこんな感じです。



    工程3.ミドルギアとピニオンギアの軸径変更

      ミドルギアのシャフトは1.6mm。モーターのシャフトは1.5mm。
      しかし購入したギアのシャフトの穴は約1.8mm。
      太さが合わずそのまま組み込んでもガタついてダメです。orz

      ネットで調べたら金属のパイプを間にかませる方法が紹介されていたので
      ホームセンターで外径2.0mm、内径1.0mmの真鍮製のパイプと
      0.1mm単位のドリルのセットを購入し、パイプの内側をゴリゴリと削っていきました。
      値段はパイプが2~300円、ドリルのセットが1500円って所です。

      ※アルミのパイプだと強度が足りず、削っているうちにパイプが壊れたので
       真鍮製のパイプを使っています




      シャフトと合わせながらパイプの中を削り、出来上がったパイプに合わせて
      ギア側も穴を広げ、出来上がったのがこれです。



      ミドルギアのパイプの内側はガタつかず、スムーズに回る太さ、
      ピニオンギアのパイプの内側はある程度のきつさがある太さ、
      また樹脂製のギアとパイプの部分もある程度のきつさがある太さになるよう
      現物合わせしながら調整しています。

      また説明するまでもないですが、穴を削っていくときは0.1mm単位に
      徐々に穴を広げるようにしてます、と補足しておきます。


    工程4.ミドルギアのシャフトの移動

      規格の違うギアを組み合わせるので写真の様に
      ミドルギアのシャフトの位置を変更する必要があります。
     


      具体的にはミドルギアのシャフトを引っこ抜いて、
      本体側にドリルで新たな穴を開けてシャフトを移動する形。

      新たな穴を開ける作業を写真で残してなかったので文章だけの説明になりますが、

      1.ミドルギアのシャフトをペンチを使って引っこ抜きます。

      2.ピニオンギアとスライドレールのギアを取り付けてから
        シャフトのないミドルギアを「この辺かな?」と指で押さえながら組みつけてみて

      3.何度も指でギアを回し、かみ合わせが丁度良い位置を探しながら

      4.ミドルギアのパイプの中に1.2mm程度のドリルの歯を入れ本体側に傷をつけます。

      5.モーターやギアをを外して4.で傷をつけた場所を1.6mmまでボーリングし
        ミドルギアのシャフトを本体に組み込みます。

      要するに目見当で穴を開けてます。(笑)

      本来なら寸法を測ってきちんとやるべきと思いますが私にはそんな技術はありません。



      ぢつはこの作業、かみ合わせが丁度いい場所に
      垂直に穴をあけるのが非常に難しい。

      本来ならバイスで固定してボール盤できちんと穴をあけたい所ですが、
      そんな設備は自宅にはありません。

      適当に穴をあけたら穴が斜めってシャフトが傾いてしまったり
      各ギアとの噛み合わせが不十分だったりと苦労しました。

      んで、どうしたか。。。。



      穴を少々大きめに開けてから、ミドルギアのシャフトや全てギアを組み込みます。
      すると穴を大きく開けているので当然ミドルギアのシャフトはガタついています。

      次に指でギアを何度も回しながらミドルギアのシャフトの位置を調整。
      「この位置だ!」と思ったところでミドルギアのシャフトの付け根に
      アロンアルファ攻撃してシャフトと本体を接着(笑)
      (良い子は真似しちゃいけません)

      一応、耐衝撃用のアロンアルファを使ってますが、
      もし壊れたらまた接着すればいいや♪って考えです。

      無茶していると思いますがこの辺りの作業のノウハウなんて
      私は持っていないので素人作業です。



      まぁ・とりあえずこれでミドルギアのシャフトは移動できたので
      後はグリスアップしながら組み上げて終了です。

      音楽CDを使って1枚丸まる再生してみましたが特に問題はなし。
      今の所ゲームも普通に出来ています。

    まとめと課題

      元々CD-ROM2に使われているギアがM0.25やM0.3と特殊な規格で
      代替のギアを仕入れるには海外から個人輸入するしか方法はない。

      汎用的なM0.5ならば日本でも手に入るので、市販されている
      ギアセットを用いて修理をしてみようと挑戦。

      ただ市販されているギアセットのため、厚さや軸径が合わず
      現物合わせしながら無理やり組み込み形になった。

      課題1 ギアとカバーの干渉問題
        スライドレールに使っている24Tのギアでは大きすぎて
        上部のカバーと干渉する。(今回はカバーを外して運用)
        少々小さい20Tあたりのギアを使えばセンサーの固定部品の切り落としも不要だし
        干渉問題は解決できると思う。しかし余り小さいものを使うと
        ギア比が更に小さくなり動作に影響が出るかも。
        (オリジナルのギア比は4.1、今回は3.0)


      課題2 加工作業の多さ
        購入したギアセットではCD-ROM2の軸径、厚さが合わず加工作業が非常に多いので
        今後はCD-ROM2の形に合ったギア探しがひとつの課題。

        1.5mmの穴が開いたM0.5のギアがあればパイプを使った軸径の変更は不要だし、
        適度な厚さのあるギアを使えばシャフトを移動する程度で済むはずと思っています。

    てな感じでしょうか。

    とりあえず市販品を使った修理実績を積むことは出来ましたが、
    現段階では工作が好きな人じゃなきゃやらないですね。orz

    このギアを使うと良いとか情報がありましたらぜひ教えてくださいませ。

    以上、CD-ROM2のギア修理でした。


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